213作品のご応募の中から、13作品を一次審査通過作品として発表させていただきました。最優秀賞1名、優秀賞1名、佳作5名の受賞者、受賞作品を発表させていただきます。
賞金20万円 贈呈+商品化
ゲーム概要 様々な種類の鳥がいる、きれいな街が舞台です。プレイヤーはそれぞれの席からの視点で街を眺めています。建物は、カードを折って立体的にしているのが特徴です。ウォッチングカードで指定された鳥が自分の視点から見えるように建物のカードを置いていき、全員で協力して街を作り上げていきます。ただし、怖いへびは見えないように。
当応募作品は商品化次第、当コンテスト主催者が運営する ボードゲーム 通販(ボドゲーマ) および ボードゲームカフェ(ディアシュピール) にて販売/提供、ならびに小売/卸売等の取引先企業様で流通する予定です。
賞金10万円 贈呈
ゲーム概要 ぽんぽこ不動産の社員として、担当する3階建てのアパートに個性豊かな動物さんたちを住まわせたり、アパートの設備を増やしたりして、業績アップを狙いましょう!悩みの種は、部屋の配置によっては動物さんの相性が悪くてアパートから出ていってしまうこと。ときには動物さんが怯えるような事件が起こることも…。
とても楽しい作品です。担当するアパートに入居してくるのはちょっと困った動物たちやくせのある動物たちで、騒音問題といった取扱が難しいテーマを楽しいゲームに変えられる力が、素晴らしいと思います。動物たちの夜行性、昼行性といった属性や騒音の向きなど、ゲームとしてジレンマを感じる要素が随所にあり、完成度が高い作品です。(ボドゲーマ松永)
「選択」によって結果をコントロールできる点と、「運」による不可抗力さ、この2つがちょうど良いバランスとなっています。プレイ感は比較的軽く、テーマ・アートワーク・ルールのちょっとした調整で、ジレンマ重視の強い大人向けのボードゲームになったり、老若男女を問わずに直感的に遊べるボードゲームになりそうです。「ボードゲームの良さ」をストレートに体験できる良作になると思いました。(ボドゲーマ若狭)
応募作品の中では、テーマに対するゲームの作り方が非常にオーソドックスで、ゲームの内容的には初級者~中級者くらいが楽しんで遊べる作品を「つくろうとしている」という印象でした。手番行動はシンプルに設計し、シンプルな行動の裏に海外ゲームのような悩ましさもちゃんと用意されていて、言うならば「優等生」という感じなので、ちょっとだけひねりや崩しがあれば或いは……を思わせてくれる作品でした。(ディアシュピール川口)
賞金1万円 贈呈
賞金1万円 贈呈
賞金1万円 贈呈
賞金1万円 贈呈
賞金1万円 贈呈
以上です。これから商品化に向けてどんどん動いていきます。進捗も発表していきますので、どうか楽しみに! たくさんのご応募、まことにありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。
立体的な建物のコンポーネントが印象的な作品です。ルールもシンプルですので、どなたでも楽しめるのですが、ただ建物を並べていろいろな角度から眺めるだけでも、街の情景が想像されてワクワクさせられるのが面白いです。住まいから街へと着想を拡げられたのも良いと思います。この度はご応募いただきありがとうございました。(LIFULL橋本)
見て楽しい・触って楽しい・会話が楽しい、ポテンシャル満載の応募作品でした。何度プレイしても必ずユニークな街並みが誕生し、加えて「最後に写真を撮影するという仕組み」が秀逸です。スマホの写真フォルダを開けば「友達や家族と遊んだ、ボードゲームの思い出」として形に残っており、長期間に渡って余韻を残してくれます。このようなクリエイティビティあふれる作品が、日本の当コンテストから誕生することを、非常に嬉しく思っています。(ボドゲーマ若狭)
平面なカードを折って様々な形の立体的な建物にするアイディアと、遊んでいる様子を見てルールがほぼわかり次は自分も参加したくなるような作品だというところを評価しました。商品化する場合にアートワークは、よくある日本の町並みにしようか、ファンタジーな感じでも作れるんじゃないか、と考えるのも楽しく、わくわくさせる作品でした。素晴らしい作品をご応募いただき、ありがとうございました。(ボドゲーマ松永)
今回のコンテストのテーマは「住」ということで、応募作品は「物件紹介」や「物件経営」「家具の配置」「三匹のこぶた(家造り)」といった「住」というテーマを正面から捉えたものが多いなか、少し外して2段階くらい捻った「街並みを作って”撮影する”」という発想が異彩を放っており、「新しい楽しさの創造」への可能性を大いに感じさせる作品でした。製品化への課題が多い作品ですが、それを超えるほど魅力が存分に詰まった作品だと感じています。(ディアシュピール川口)